#0018/9999 Q&A集 ★タイトル (88VAUSER) 95/11/01 00:00 ( 33) 1.16 X680x0 で作成した小文字ファイル名のファイルが読めない ★内容 X680x0 の 標準 OS である、human68k では、元より、MSDOS/PCENGINE で扱える ファイル名、ディレクトリ名よりも、制限がやや緩いものとなっています。 1. 大文字小文字のファイル名が区別して。使用出来る。 2. 親に11文字、拡張子にピリオドを含めて、4文字まで使用出来る。 さらに、X680x0 では、ネット上で、 次のような環境を提供するデバイスドライ バ(twentyone)が存在し、 これを組む事が、標準環境とみなされる事が多くなり ました。 1. ファイルネームを 21 文字認識する。 2. マルチピリオドの使用を可能にする。 3. 特殊キャラクタ ('-' や '<' 等) を使用可能にする。 これらにより、X680x0 では、ファイル名が、MSDOS のそれよりも、 表現力が高 くなっているのですが、これらのファイルを MSDOS に 持って来た場合に、質問 のような事が発生してしまいます。 これは、MSDOS/PCENGINE においては、ファ イル名はかならず、大文字であるというのを前堤にしている為、DOS レベル(ハ ンドルのオープン/ディレクトリ移動等)で、 これらのファイル/ディレクトリに アクセス出来ない為です。よって DOS レベルのリネームでも対応する事が出来 ません。 よって、 DOS を 介さずに、 FAT を直接操作するような方法を取り、一度、 MSDOS/PCENGINE でアクセス出来るファイル名に最適化しなければなりません。 VAでは、ファイラの1つ、FD98(VAパッチ) が、FAT を 直接書き換える方法を取 る為、FD98 の リネーム機能を使い、一度、ファイル名を最適化すれば、その後 は、通常の手段で、これらのファイルにアクセスが可能になります。 <<< end of article >>>