導入方法/インストール

インストール

適当なフォルダに vaeg????.zip を解凍します。

インストーラはありません。

ROMイメージの用意

VA

実機のROMの内容を保存したファイル(ROMイメージ)が必要です。vaeg.exeと同じフォルダにおいてください。

ROMイメージはPC-88VA上で専用のツール (GETROMVAまたはXDISK2VA)を使って作成します。

ファイル名サイズ内容
VAFONT.ROM320KBシステムメモリエリアバンク8, 9 (9はA0000-AFFFF)
VADIC.ROM512KBシステムメモリエリアバンクC, D
VAROM00.ROM512KBROMエリア0バンク0〜7
VAROM08.ROM128KBROMエリア0バンク8〜9
VAROM1.ROM128KBROMエリア1バンク0, 1
VASUBSYS.ROM8KBFDDサブシステムのROM

バージョンアップボード(PC-88VA-91)をエミュレートする場合は、バージョンアップボードのROMイメージが必要です。vaeg.exeと同じフォルダにおいてください。

ROMイメージはバージョンアップボードが装着されたPC-88VA上で専用のツール (GETROMVA)を使って作成します。

ファイル名サイズ内容
VUDIC.ROM512KBシステムメモリエリアバンクC, D*1
VUROM00.ROM512KBROMエリア0バンク0〜7*1
VUROM08.ROM128KBROMエリア0バンク8〜9*1
VUROM1.ROM128KBROMエリア1バンク0, 1*1

*1バージョンアップボードはシステムメモリエリア、ROMエリア0/1にそれぞれ2バンク、10バンク、2バンクのROMをもっており、その切り替えは本体のバンク切り替え(ポート152h)とは別のポート(ポートFF2h)で行います。ここに記載のバンク番号は、ポートFF2hでのバンク番号です。

98

88VA Eternal Grafx単体でもそれなりの動作をしますが、実機BIOS等のファイルを用意すると より実機に近づきます。すべてvaeg.exeと同じフォルダに置いて下さい。

ファイル内容
bios.rom 実機のBIOS ROMをファイル化した物です。GETBIOSでファイル化して下さい。
font.rom 実機のフォント ROMをファイル化した物です。GETBIOSでファイル化して下さい。 font.romの他に BMP形式のフォントファイルも使用できます。
sound.rom サウンドボードに搭載されるBIOS ROMをファイル化した物です。GETBIOSでファイル化して下さい。

リズム音源音声データの用意

OPNAに搭載されているリズム音源を wave形式で録音したファイルです。44KHz 16bit モノラル 無圧縮形式である必要があります。vaeg.exeと同じフォルダに置いて下さい。

サウンドボード2、PC-88VA2/3内蔵音源などのOPNAが搭載されている音源ボードをエミュレートしてリズム音源を再生する場合に必要です。リズム音源音声データがない場合はリズム音源が再生されません。

ファイル名対応する音色
2608_bd.wavバスドラム
2608_sd.wavスネアドラム
2608_top.wavシンバル
2608_hh.wavハイハット
2608_tom.wavタム
2608_rim.wavリムショット

Fakerhutmを利用することも可能です。